経営者は急場を凌ぐための【選択肢】を多数もっておくのが安心です。

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急場を凌ぐ方法

資金繰りに困った時の資金調達法は銀行融資が定番です。
低金利かつ中長期の返済が可能なので普段から資金繰りを良くして融資を受けやすい環境を作っておきましょう

 

しかし、決算や貸借対照表など財務状況が良い場合でも、銀行融資は審査と手続きに時間を要します

 

資金調達の可否で受注が決まったり、対応が遅れると提供するサービスの質が落ちる可能性がある場合は、多少コストが高くても急場を凌ぐ方法を活用することも大切です。

 

 

急場を凌ぐ方法とは

資金繰りに悩む経営者今回の記事で紹介する「急場を凌ぐ方法」とは、スピードを重視した資金調達法です。

 

銀行融資では間に合わない場合など、金利や手数料よりもスピードに強い資金調達法を知っておくと便利です。スピード入金に強い資金調達法の一例をご覧ください。

  • ビジネスローン(商工ローン)
  • ファクタリング
  • 個人名義での借入(消費者金融、カードキャッシング、カードローンなど)
  • クレジットカード現金化

それぞれにデメリットもあるので、緊急性が高い場面でも急場を凌ぐ方法は慎重に検討してください。

 

緊急性がある状況になってから考えるのではなく、事前に幅広い資金調達法の特性を理解しておくことが理想です。

 

 

ビジネスローン(商工ローン)

銀行融資よりスピーディーに資金調達できる方法の定番がビジネスローン商工ローンです。

 

銀行融資より金利が高くなりますが、柔軟な審査と最短即日のスピーディーな入金が可能になります。

 

貸金業者によっては事業者向けにカードローンタイプを用意しているので、運転資金など少額の借入を頻繁に行う方は事前にカードローンの申込をしておくとよいでしょう。

 

 

ファクタリング

ファクタリングは売掛債権を買取してもらうことで資金繰りをよくする人気上昇中の資金調達法です。

 

簡単にまとめると将来入金予定のある売掛金を業者に立て替えてもらって前払いで受け取るお金の流れになります。

 

売掛先に知られずに債権譲渡する方法もあるので、売掛金が多い企業や売掛サイトの長い理由で資金繰りに困っている経営者におすすめです。

 

ただし、条件によっては10~20%以上の手数料を取られるので利益を大きく削るリスクがあります。

 

なお、一部ではファクタリングを活用してキャッシュフローをよくしたり、赤字決算でも利用できる資金調達法としてファクタリングを多様している経営者もいます。

 

条件によっては数%程度の手数料で対応できることもあるので、売掛債権を抱えている経営者の方は、一度ファクタリングのことを詳しく調査してみるとよいでしょう。

 

 

個人名義での借入

一部の消費者金融では個人事業主や会社経営者にも個人名義での貸付をしています。

 

ただし会社員に比べてシビアな審査をされる上、個人所得と会社の決算の双方を見られるデメリットがあります。

 

できれば起業する前の段階でキャッシング機能があるクレジットカードやカードローンなどを作っておくとよいでしょう。

 

個人名義は不動産を担保に入れるなどの対応をしなければ借入限度額が限定されています。
あくまでも少額の資金調達法として検討してみてください。

 

 

クレジットカード現金化

個人名義のクレカクレジットカード現金化とは、法人名義や個人名義のクレジットカードのショッピング枠を現金に変える資金調達法です。

 

本来、限度額の高いショッピング枠で資金調達するのは禁止されていますが、商品を買ってキャッシュバックや買取などで現金を提供する業者が多数存在します。

 

グレーな資金調達法で万一カード会社にバレると、クレジットカードが強制解約され、信用情報に事故情報として登録されます。

 

一部で現金化のために決済した物を経費にしてしまう経営者もいますが、色々な意味でリスクが高い方法であることを理解した上で検討してください。